カタカムナ

カタカムナ ウタ 第13首

スヒチニ ツヌクヒ イモ イククヒ オホ トノチ

イモ オホ トノヘ オモタル イモ アヤ カシ コネ

イサ ナミ イサ ナギ トヨ カブ シヌ ウキ フヌ

マカ ハコ クニ

第12首はトヨクスヘミチ(多様な電気粒子の発生)でした。第13首は、その多様な電子によってマカハコクニ(原子)が構造されていく物理です。

カタカムナ人は全てのもののヒ(根源)がカ(カム)であると発見していましたが、そのカが生命に変遷していく物理を説明するに当たって、カ(ヒ)のことをシヒハタ「シヒ(潜象)のヒ(カ)からハタ(正反に出た)」とか、スヒチニ「スヒ(カの関わり)をチ(持続的に)ニ(定着的)に受ける」とか、クヒ(自由なヒ)とか言っています。

ツヌクヒ(個々の潜象の自由なヒ)とは、カがミクマリ(集合)しているアマナのことになります。

生命質の根拠はクスへミチ「クスヘ(自由な、多様な)ミチ(電気粒子)の発生」です。電気の発生と流れが自由なことが「生きている」ということです。

原子の中身の内容は、イカツミ、マクミ、カラミの3素量です。この3素量は電気粒子の内容と同じですが、原子の中身は、ミツゴの量との組み合わせでモコロ(原子内の基礎粒子の構成)が違ってきます。

一個のモコロ内は、オホ(立体的)にタテヨコナナメの8軸が回転しており、その軸上にミツゴが配列されていますが、そのモコロの構造が、物質系と生命質系とでは異ります。

物質系は「オキミツゴ ツクシシマ アハジノホノサワケ」(1軸上に3個ずつ配列したミツゴが生滅を続けながら、順次8軸を移動している相)。

生命質系は、「ヤヘモコロ オホヤシマ」(8軸上に3個1組となったミツゴが同期に生滅し、8軸が同期に回転を続けている相)と、カタカムナ人は直観していました。(『相似象』3号81頁)

物質よりも生命質系の原子はより精妙に構成されているようです。ヤへモコロは、シマ(流態性)マリ(結球性)ソコ(膨張性)ソギ(収縮性)の4相がありますが、その4相は現象物の持つ性質ですから、これが発展して多種多様な体形質に分化すると考えたカタカムナ人の直観力は、私達の想像を絶しています。

こうして、ヒから変遷して発生するマカハコクニ(原子)の変遷過程を見てみましょう。

カムから給与されたクヒ(自由である生命の根拠)がハコクニ(原子)のアヤカシコネ(アマナ核)となることをウタでシメシ(示し)ます。

多くの方は、原子の構造というと、太陽の周りを回る惑星軌道に似た図を思い出すでしょう。しかしそれは科学者が説明しやすいように作り出された図であって、原子の中身を確かめることは出来ないのです。

【訳】

○スヒチニ

「スヒ(カの関わりを直接に)チ(持続的に)ニ(定着的に)」

○ツヌクヒ

「ツ(個々)にヌ(目に見えぬ)クヒ(自由の根拠)が、与えられます。」

○イモ イク クヒ

「イ(現象)にモ(伴った)イク(生命を保つ為の)クヒ(自由の根拠)が給与されます。」

我々の生命や性質のサズカリも、現在の運命も、根源的に見れば、スヒチニ ツヌクヒ イモ イク クヒです。

○オホトノチ

オ(六方環境の)ホ(正反親和)のト(重合)のノ(変遷)のチ(持続)させます。

オホトノチが持続すれば、オモタルが増えます。言葉を変えれば、ヤタノカ(ヤまで達しうる力)をオモタル(質量)として持っているのです。

○イモ オホトノヘ

イモ(現象に伴って、生命に伴って)オ(六方環境の)ホ(正反親和)のト(重合)のノ(変遷)のヘ(様々な方向性)を持つのです。

○オモタル イモ

オ(6方環境のカム)からモ(濃密にもたらされて)タル(独立し集まった)だけのカサ(カのの量)を持つこと。イモは、イカツの実質であるミツゴがモコロ(濃密な様態)に集まった状態で、アヤカシコネの状態になります。

○アヤカシコネ

「現象に模して、アマナ核が発生します」

アヤ(潜象過渡状態)のカのシ(示し)のコ(くり返し)のネ(根)

アヤカシコネは、アマノミナカヌシに相当します。

オホトがノ(次々と)チ(持続)すれば、その持続なりのトノヘ(方向性)が定まります。そして、ヒはアヤカシコネ(アマナ核)となって、それなりのハコクニ(原子)になり、それなりのオモタル(質量)を持ちます。

○イサナギ イサナミ

アヤカシコネにはソコソギのタチ(性質)があります。ソコとは広がっていくこと。そしてソコと決めた位置に着いたらソキ(そこで発生)します。ソコと広がる働きがイサナミ(波動性)。ソギと発生する働きがイサナギ(粒子性)になります。こうして、そこの位置に新しく原子が形成されます。

○トヨ カフシヌ

「トヨ(重合四相)のカフ(カが増えて)、カシコネ(アマナ、核)に、トヨ(豊かに)カフ(かぶさるように)シ(示されている)ヌ(潜態のもの、即ち原子の外殻電子のサヌキ(電子)とアワ(正孔)の正反のこと。」

○ウキフヌ

「ウキ(カから発生して)フ(増えた)ヌ(潜態のもの)」

即ちカからタしたカムナがト(重合を繰り返して)チ(持続)して、オモタル(質量)を持つアヤ カシコネ(アマナ核)となったもの。即ち核子の陽子・陰子・中性子などのトヨ(正反四相)に当たります。

○マカハコクニ

「マとカのハ(正反重合)のコ(繰り返し)で、ク(自由に)ニ(構成された)もの」。これが原子です。このようにカタカムナ人は、生命の発生と、生命活動の物理を巨察と微視の限りを尽くして開発していました。

さて、私たちはこれを頭で理解して、自分自身に教え返す能力があります。これを宇野多美惠は「逆序のサトリ」と言って、大切なこととしていました。

生きるとは、感受性で感受したものが、生命に良いか悪いかと判断することであって、それに従って、オホトノチ(六方環境の正反親和の重合の変遷が持続)するのです。 

 【気になった言葉】

イモ オホ トノヘ (現象に伴って、六方環境の正反親和の重合の変遷の方向性が定まる)

この物理があるので、私達は、カムウツシスベ・アマウツシスベ(アマウツシが多くなる方法)を行う事で、生命活動はマノスヘに進行して アヤカシコネ(アワ量)は、重さを増して生命力が向上して、マノスヘに人生を生きることが出来るのです。