カタカムナ

カタカムナ ウタ 第32首

アマノカミ アメヨロツ クナギノタマワケ アヤ クメ シコネ カムツミ シヅマリヌ イツノタテカム アワナギ カサネ アワヂノ ホノサ ワケ シマ イヨノイヤシロチ

【イヤシロチ】

このウタで出てくるイヨノイヤシロチとは、イのヨ(四相)がノ(変遷して)イヤシロチになるという事です。

イが現象に出るときは、イハ(サヌキとアワの正反)ですが、イヨ(四相)が発動するのは、イキモノの生命力が四相でバランスを取っているからです。四相とは、現象の粒子として発生する場合は、ソコ(膨張、アワ)ソギ(収縮、サヌキ)シマ(流線、ナミ)マリ(粒子、ナギ)のことになります。

或は、ソコ(膨張)に対する抗膨張性、ソギ(収縮)に対する抗収縮性を四相とする場合もあります。体の交感神経と副交感神経の働きもこのような四相があって様々にバランスを取っています。

イヨノイヤシロチとは、新陳代謝が活性に持続していることです。そして其処にイキモノが満ちて元気でいれば、そのマ(場所も体も)イヨノイヤシロチになるということです。

大地に土壌菌や虫たちが豊富に住んでいるところは、イ(イノチ)がヤ(飽和)までシロ(住処)がチ(持続)していますからイヤシロチです。

ところが、今や道路はアスファルトで覆われてしまい、虫も土壌菌も住めなくなり、田畑も農薬や化学肥料でやはり大地に住む生命が激減してしまいました。河川や海には、農薬による酸性水が流れ込んで魚貝も藻類も激減しました。たった半世紀前にはイヤシロチであった日本は、今やケカレチに変わってしまいました。ケカレチに住めば病人が増えます。現代人は様々な悪条件の中に住んでいますから、心してマノスベに生きなければ、自身をイヤシロチにすることが難しいのです。

【用語の訳】

○アマノカミ
アマ(現象)にノ(変遷した)カとミは、

○アメヨロツ
アメ(始元量)からノ(変遷)して、ヨ(四相)をもったロ(正反多様な)ツ(個々)が、

○クナギノ
ク(自由な)ナギ(反復発生する粒子)として、

○タマワケ
タマ(アマナ)からワケられて発生します。タマワケは、アモリ(アマナの外核を回る外核電子、トヨカブシヌ)へ、アマナのチカラに伴なうだけのリ(離)したアメがアマナから生命体としてクマリ(配られる)ことです。

○アヤクメシコネ
アヤ(潜象)でク(自由に)メ(発生)をシ(示し)てコ(繰り返している)ネ(核)とは、アマナのことで、

アヤは怪しいといった意味ですから、潜象では現象物理のように客観的(いつも同じ結果が出る)といったことはなく、思わぬ結果や奇妙さが多くなるのです。

○カムツミシヅマリヌ 
アマナはカムツミとして「シ(示された)ツ(個々の)マリのヌ(潜態)」です。これはシズマリヌ(静かに鎮座しています)と読む事もできます。

因みに、何事も「ミをいれて」行うときは体の内部感覚が変化します。この感覚を「統一感がある」としか説明できませんが、この統一感が何故か「カムツミシヅマリヌ」のように思えるのです。

○イツノタテカム
イのツ(個々)がノ(変遷)しタテ(正反)に出たカムの

○アワナギカサネ
アワナギ(アワのチカラ)が重ねられて、

○アハヂノ 
ア(現象粒子)はハ(正反)をチ(持続)してノ(変遷)していきます。

○ホノサ ワケ シマ 
ホ(親和重合)のノ(変遷の)サ(カの量)によって多種多様にワケ(分けられ)たシマ(示されたマ)が生まれます。

○イヨノイヤシロチ
イのヨ(正反四相)がノ(変遷)して、イがヤ(極限まで豊富に)シ(示されて)ロ(あらわれ)てチ(持続)します。

つまり、我々のイノチ(生命)がイヤシロ(活性に)チ(持続)している時は、カムから何億回と重ねられるアワナギがその生命力なのです。アワナギから様々なサヌキ(現象の力)が生まれます。

私達が、免疫力を上げて体の調子を常に整えるには、カムアワナギ(アワ量)をカサネ(重ね)るように心掛けることです。アワ量(ホノサ)を増やす一例が、次の第33首にありそうです。