カタカムナ ウタ 第26首
タクリカナヤマ ウヅメクソ アメノハニヤス ミツハノメ オキツフトマリ
このウタは、原子を構成する各種のイカツ(素粒子)の発生に関して捉えたウタになります。
【用語の訳】
○タクリカナヤマ
タ(カから独立して)ク(自由に)リ(離れた)カがナ(何回も)ヤ(極限まで変遷して)マ(現象に出て)、ヤマ(アマナ)になったものの
○ウヅメクソ
ウヅのメからク(自由に)ソ(排出される粒子)は
○アメノハニヤス
アメ(始元量)がノ(変遷)した、ハ(正反が調和的に)ニ(定着され)ヤまでス(進んだ)もので
○ミツハノメ
ミツハ(ミツゴの正反)からノ(変遷して)メ(発生)しました。それは
○オキツフトマリ
オ(六種類)のキ(立体化した)ツ(個々)のフト(正反重合)したマリ(粒子)になります。※ 詳しくは後述参照
この第26首に似たウタが『間之統示』(マノスベシ)と『比比軌』(ヒビキ)という古文書に示されています。
「アメノハニヤス ミツハノメ ココロウケハシ オキツマリ イハクスユマリ ウヅメクソ」
『相似象』 3号 91頁
「ウヅメクソ アメノハニヤス ミツハノメ オキツフトマリ イハクスユマリ」
つまり、第26首も上記の2首も順番に読み解いていくというのでは無く、使われている言葉から内容を推測していくのが良いようです。以下に言葉の意味を解説しておきます。
○アメノハニヤス
アメの四つの本性ソコ、ソギ、マリ、シマ(膨張、収縮、結球、流体)を二性質ずつ掛け合わせた組み合わせの極限のこと。
○ミツハノメ
イカツミ、マクミ、カラミの三素量の正反配偶のこと
○ココロウケハシ
ココロ(微粒子)を受け入れるハシ、即ちアマナのこと
○オキツマリ
六種類の対となった粒子が現れること
○イハクスユマリ
対の粒子が自由に電気の正反性を変換して、陰性電気、陽性電気、中性電気を荷なうこと
○ウヅメクソ
アマの渦流から、自由に遊離排出されるクソ(物)
○オキツフトマリ
現代最高度の科学者であった楢崎皐月は、オキツフトマリ(六種の対粒子)を科学で次のように言われているものに相当すると捉えました。
ココロに掛け合わされたソギ(収縮性)とシマ(波動性)はサヌキ、陰電子
ココロに掛け合わされたソコ(膨張性)とシマ(波動性)はアワ、陽電子
ココロに掛け合わされたソコ(膨張性)とマリ(粒子性)は陽子
ココロに掛け合わされたソギ(収縮性)とマリ(粒子性)は反陽子
ココロに掛け合わされたのとソコ(膨張性)ソギ(収縮性)正スピン中性子
ココロに掛け合わされたシマ(抗縮性)とマリ(抗膨正)は反スピンの中性子
以上の6種類です。
楢崎皐月は潜象のココロ(アマの微粒子)の集団を「心」と訳しました。そしてココロウケハシ(心を受け入れる橋渡しをするの)がアマナなのです。アマナは何にでもあります。そこで人の心は何にでも通じることが解るのです。