カタカムナ

カタカムナ ウタ 第27首

イハクスユマリ アマナクニヌシ ワレムスビ イホクニ ツマリ ヤヘモコロ

カタカムナにはアマココロのウツシツミというサトリがありました。アマは「宇宙の全ての根源にある始元量」のこと、ココロとは「微小のカタマリ」のことを言います。そこで、アマココロとはアマ始元量の微分された小さなカタマリという意味になります。な〜んだとお思いでしょうが、このアマココロが万能の力を持っているのです。それ故、アマココロに沿った生き方が大切になってきます。

心とは、融通無碍な変化をするアマのココロのマトマリと言う事になります。ココロの種類には、イカツミ、マクミ、カラミの3種の素量や、3素量で構造する「物質の基礎となるモコロ」と「生命質の基礎となるモコロ」があります。

この各種ココロが、どのようにしてアマウツシされるツミ(個々のミ)になるのかといえば、アマにはソコタチとソギタチがありますから、ソギタチ(収縮性)によってアマが縮まれば、3種の素量の重合マリは高圧を受けて正反性のイカツミ(電子、正孔)に転移します。

イカツミは重合マリの旋転力を受け継いで旋転を続けていますが、イカツミの回転に伴う偶力(正反の向きに働く旋転力)をマクミ(磁気素量)と言います。

カラミとは、アマのソギタチによる収縮性に基づいて発現する近達性の力の素量であり、チカラはアマの膨張性によって発現する遠達性の力、アマの運動力をいいます。

アマココロには、物質系と生命質系に区分される潜象の基礎粒子があります。

何れもミツハメ(ミツゴの正反配偶が結びついた単位のココロ)でできています。そのモコロの内部は、オキミツゴ オキツヤヘマリの構造です。このヤヘモコロ(多数のモコロ)によって、ヤヘまでの非常に多様で多数のクニ(ハコクニ、原子)がムスヒ(発生)することを解いたのがこの第27首です。

【用語の訳】

○イハクス
イ(イカツ)のハ(正反)のバランスがよくとれた状態、つまりイカツミ(サヌキ)とマクミ(アワ)のバランスがよく取れた状態というのは、カサ(アワ量)が増えたマノスヘの状態といえます。

この時は新陳代謝もク(自由に)ス(進行)して、イカツの実質、つまりミツハメ(ミツゴの正反配偶が結びついた単位のココロ)が、

○ユマリ
水が湯になり、虫が湧くように、状態が変化して現れます。

○アマナクニヌシ
アマナがユマリのクニヌシとして。クニとは、アメがク(自由に)ニ(定着)したもの。ここではユマリのこと。アマナがユマリクニのヌシ(アマノミナカヌシ)として、

○ワレムスヒ
ワ(全体のワ)からレ(離れ)てムスヒ(発生します)。つまり、アマナから離れて発生します。これは親の細胞から子の細胞が産まれるという細胞分裂の相似象です。

○イホ
イ(イカツ)がホ(親和重合)したミツハメ(ミツゴの正反配偶が結びついた単位のココロ)によって、イホは後代に五百を意味するように、そのミツハメの数が多いことを意味します。

○クニツマリ
ク(自由に)ニ(定着された)ツ(個々の)マリ(粒子)は、オキツ(6種)のフトマリ(対粒子)、電子、正孔、陽子、反陽子、中性子、中間子等とよばれるツヌヲ(潜象過渡の四相を持つ粒子)になります。

○ヤヘモコロ
ヤ(極限)までヘ(方向性をもって、重ねられていく)モコロであって、イホクニ(多数の原子)をつくるツマリ(個々の粒子)となります。

【モコロについて】

モコロとはアマ始元量のカタマリであって、マリの圧縮された重合マリのことをいいます。冒頭でも記しましたが、モコロには「物質系モコロ」と「生命質系モコロ」があります。

そしてモコロの内部は「オキミツゴ」「オキツヤヘマリ」の構造になっています。それは1つのモコロの容孔内に、オキツ(六方、立体的)にヤヘ(タテヨコナナメの八軸)が回転していて、その軸上にミツハメ(イカツミ、マクミ、カラミのミツゴの正反配偶)が結びついています。

その八軸の回転とミツゴの配列の仕方で、物質系モコロは「オキミツゴツクシシマ、アハジノホノサワケ」といい、1軸上に3個ずつ配列したミツゴが生滅を続けながら、順々に八軸を循環的に移動している相になります。

生命質系モコロは「ヤヘモコロオホヤシマ」といい、八軸全部にミツゴが並んでいて同期に生滅し、八軸が同期に回転を続けている姿」と直観していました。

このモコロはいつでも球状でいるのではなく、マリ(微球)内の八軸が分裂したり、統合したり、時にはシマ(線状流体)の相にもなります。

このような潜象物理のサトリとして、モコロの「イハクスアマノトリフネ」「アマノオホゲツヒメ」といった示しがあるのです。