カタカムナ

カタカムナ ウタ 第49首

マカウミコ メクルモコロ オキミツゴ ヨモツ チカヘシ カムツミ ココロ

我々の生命の実質、アマナ・カムナの働きの説明になります。

【用語の訳】

○マカウミコ
マカ(アマに現れるカムのチカラ)としてウ(潜象の界面)からミ(カムツミ)がコ(繰り返し発生)します。

○メクルモコロ 
廻るモコロとは、循環していること、つまり、メ(ヒからヤまで変遷して)ク(自由に)ル(存在する)モ(カムから変遷して正反にあらわれ)コ(繰り返し)ロ(オク、つまりカム界から正反にあらわれて)モコロに成長します。「モコロ」とは原子を構成する粒子で、いわゆる素粒子と呼ばれるものに相当します。モコロはイカツミ、マクミ、カラミと呼ぶミ(実質)を持った微粒子のことです。

○オキミツゴ
オ(六方環境から)ミのツ(個々)がゴ(繰り返し)キ(発生)します。

○ヨモツ チカヘシ
発生するには還元が伴います。ヨモツ(発生系のチカラ)とカヘシ(還元系のチカラ)をチ(持続)します。

この二つの正反のチカラのフトマニによって、あらゆる生命活動が発生していくのです。

○カムツミ ココロ
我々の生命体を構成する最小単位粒子「イハ」(イカツの正反)のアマナ(実質)がミツゴです。原子にアマナがあるように、イカツにもアマナがあります。

これらを、カムツミココロ(潜象粒子)といいます。

50首に続きます。

【『古事記』に登場する言葉】

オキミツゴ 隠伎の三子島、亦の名は天之忍許呂別(アメノオシコロワケ)
ヨモツチカヘシ 道反之大神、ちがえしの大神、黄泉つ坂に塞がった岩をいう