カタカムナ

カタカムナ ウタ 第9首

アメノトコタチ クニ トコタチ アメクニカ ソコソギタチ カタカムナ マノ トキトコロ トコタチ
カタカムナ ウタ 第9首を詠んでみました。お好みの音量でお聴き下さい。

【訳】

○アメノ 
アマのメ アマから芽が出るように、アマから分かれて現象に出た微小なマリ。最小のマカタマ、フトタマのこと。アマという土壌から芽が出てきたイメージです。ノはアメが変遷していくこと。

○トコタチ
互換重合性(重合の繰り返しのタチ)。フトマニ(正反重合発生)を繰り返す性質のこと。

○クニ
自由に定着されてマトマリのあるもののこと。原子も分子も細胞も、個体も国もクニと言います。トコタチによって、アメが、ヒフミヨイムナヤコトと変遷してクニが発生します。そしてまた、クニ(様々なトキトコロ)もトコタチを繰り返します。

○アメ クニカ
アメがノして自由なマトマリに定着したクニのカという意味。トキオカシと同じ意味。

○ソコタチ
其処へ、其処へというように、カの力がソトに広がること。そのようなカタカムナの性質をソコタチ(拡散性)と言います。ソコの力は波状、渦状に流動し遠心的な力となり、チマタ(数多のマに独立して)トコロをトキ(発生)します。これをタカミムスヒと言います。タカミには個体、流体、気体があります。そして、トキ(重合発生)すると、オカシ(六方環境に、カの力が示され)ます。

○ソギタチ
ソコにソキ(発生)する。ヒフミヨイとマトマリが繰り返されると、カがそこに収縮して、形としてはコリ(凝集)します。 ソギタチは、球心的に凝集する性質のこと。カは濃縮して、アマナ、ミスマルノタマ、ミクマリなどと呼ばれる力になります。これをカムミムスヒと言います。

○カタカムナ
こうしてカムミ(潜象)のカムウツシ(カムミムスヒ)と、タカミ(現象)のアマウツシ(タカミムスヒ)の二重に重合されているのが私達の体です。私達は健康に気を遣うといっても、現象に現れていることしかやっていません。
しかし大切なのは潜象であり、その為にはアワを増やしましょう。

○マノ トキトコロ トコタチ
マ(極微粒子)がノ(変遷)して、様々なトキ、トコロになります。そのトキ、トコロのトコタチ(互換重合発生)が行われるのは、カタカムナのオカゲです。

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