生命の神業

古代米(黒米)を食べましょう

黒米(古代米)を食べてみて、色々なことに氣がつきました。

説明書には「黒米を3%から5%程、白米に混ぜて炊くように」とありますが、これでは白米が紫色に染まるだけで、黒米の良さが解りません。是非、30%から50%程度混ぜて炊いてみましょう。

これを食べた時にびっくりしました。美味しい!そして、食べる傍から吸収されるので胃もたれがありません。胃もたれしないのは胃が喜んでいる食べ物だからです。

HPの「縄文時代とは」の中で、神武天皇の時代に、人々が健康であるようにと、お米を三合から五合食べるようにと推奨令が出されたことを記しました。

おそらく当時の人は胃腸が丈夫だったのだろうと思ったのですが、それだけではなかったようです。黒米(古代米)だから食べられたのです。私達が胃凭れするのは、胃腸が弱いからではないのです。胃の心(アマナ)が嫌がるような不自然な製品、つまり生命力の無いものを食べてしまうのでこうなるのです。このことは、黒米を食べてみて解りました。

黒米ならば胃腸も体も喜んで、積極的に吸収してくれます。胃もたれれしないこの感じは、今までにない初めての感じでした。

現代は考え方も外国風になってしまい、栄養価の高いもの、ミネラル、ビタミン、酵素、乳酸菌、食物繊維などを様々に摂取しなければならないと思わされています。ですが、そもそも古代の日本にはそんな言葉も考え方もありませんでした。

上古代の人達は、生物的な直感力で生命力のある、体が喜ぶものを食べていたのです。食べ物に生命力があれば栄養不足にはなりません。アマナの働きに「ミトロカへシ」(原子転換、必要な養分を作り出す)があるからです。

そこで黒米に梅干し、或は古代塩(岩塩)をかけて食べるだけで間に合ったのです。この様な話は、常識を正しいと思っている方には、受け入れ難いでしょう。しかし、先ずは試してみて、本当だと感受して頂きたいのです。

また、こんな話があります。明治の初め、東京大学に教授として外国から多くの方が招かれました。その際に馬と馬丁が手当されました。

休日には馬に乗って観光もできました。その時のある教授のお話ですが、馬丁のお弁当が「おにぎり」だけなのを見て、ドイツ式の栄養価の高い食事にすればもっと歩けるだろうと考えて、早速実行しました。

一週間程して馬丁から、「もう食べられません、このまま続けたら歩けなくなります」と申し出があったそうです。

先ずは、この話がとても納得できました。

さて、カタカムナ人は食事についてどう考えていたのでしょう。ヲスヒナリ(食べることの本来)は、ヲス(食べ物)にホミ(加着親和)しているミシロを摂取することと言っています。では、ミシロとは何でしょうか。

それはアマウツシツミ(アマ始元量から変遷した個々)であり、その実体は、サヌキとアワ(電子と正孔)であって、これがミシロ(栄養代謝物)として食べ物にヲスホミ(加着親和)しているのです。栄養とは、サヌキ・アワ(電気量)の多さなのです。

ミシロは、トコチ(大地)の強大なオホヌチ(大地電気)であり、アサヒ(太陽)やツキシロ(月の放出するモロカゲ、輻射勢力)であり、これがコリツモリ(凝集)しチクヌネ(蓄積)して、チグリ(長く潜在する)様に食べ物にクミ(仕組み)こまれるのです。これはアマナミチ(アマナによる行い)であって、アマナが私たちのイブキ(生気)をウブスナ(生み出す)のです。

このことを解いた句がこれです。

カムナガラ アサヒツキシロ コリツモリ 
イブキチクヌネ チグリクミ アマナカネミチ ヲスヒナリ

『相似象』第5号 カムナガラノミチ 第27句

カムナガラ(カタチこそ目には見えないけれど)
アサヒツキシロ(太陽や月の放出するモロカゲ)が
コリツモリ(凝集され)て
イブキ(生気)がチクヌネ(蓄積された目に見えぬ根源)として、
チグリ(長く潜在する)ように食べ物にクミ(仕組まれている)のです。
それはアマナカネミチ(アマナによる、潜象と現象の兼ねた行い)であり、
ヲスヒナリ(食と性の本来のナリ)なのです。

次の句も同様です。

カムナガラ イブキウブスナ サヌキアワ トコチオホヌチ
ハタツタネ アマナカネミチ ヲスヒナリ

『相似象』第5号 カムナガラノミチ 第28句

カムナガラ イブキウブスナ(生気を生み出すもの)は
サヌキアワ(陰陽電気粒子)であり、
トコチ オホヌチ(大地の、強大な大地電気)の
ハタツタネ(放出する生気の種)なのです。
アマナカネミチ(それはアマナの潜象と現象を兼ね合わせた行いであり)、
ヲスヒナリ(食と性の本来性)なのです。

生命力のある、自然さの多い食べ物を第一とするべきであって、現代の私達の方が、食事の考え方が違っているように思われます。

イネ(稲)はイカツ(電気粒子)のネ(根源)といった意味がありますが、イカツのサヌキとアワ(電子と正孔)が、ミシロ(生命力の元)として、多量にヲスホミ(加着親和)しているのが稲です。ですから私たちの主食として最適なのです。そして、白米よりも黒米の方がミシロは多いことでしょう。

イネ(イカツの根源)とかイナホ(イカツの代理が親和加着している)とか、日本語の命名の仕方はなんと素晴らしいのでしょう。

イナヅマが落ちるとイナミ(稲の実)が良く実ると言われていました。そこで、イナヅマには稲の夫(つま)という意味があるのでしょう。白米よりも黒米のほうがミシロが多くホミ(加着親和)しているようです。

ちなみに、現在黒米は10kg入りで1万円程度ですが、これで元気になれれば経済的です。黒米(古代米)の栽培がもっと増えれば良いですね。