マンツーマンの出張講座
先日、マンツーマンの出張講座を行いました。
マンツーマン講座は、今までは北本道場で行っていました。それは、魂合氣を学ばれる際には、ある程度広い道場が必要と思っていたからです。
ところが、私の教えたいことは「死ぬまで健康で生きていける、カタカムナのスベ」であり、たとえ狭くても、椅子かソフアのある部屋であれば十分に教えられるとわかったからです。詳しくは、この度Amazonよりオンデマンド出版された『生命の神業』に記しました。
そこで、地方出張を行う旨をホームページに載せたところ、早速、福島の女性の方から「3泊4日で」という申し込みがありました。私が現在元気なことと、知らない土地へ行ってみたいという好奇心もあって、有難く行って来ることができました。
この方からは、「是非とも道場にお伺いして教えて頂きたいと考えていましたが、心身不調で、疲れてしまうと思うとままなりません。先生の出張講座を知った時、こういう先生がいてくれたんだと知って涙がこぼれました」と言って頂きました。
個人レッスンでは、その方に必要なことを重点的にできることが良いと思います。
「私は心身が硬いので、日常の稽古がぎこちないのです」というお便りを頂いていましたから、先ずは心身を緩めることから始めました。
「中々眠ることが出来ないので、疲れが抜けず、起きてもまた、ごろごろと横になってしてしまい、散歩もしていない」との話もお聞きしましたが、3日目に「今までの睡眠と違っていて、質の良い睡眠というものが有ることを知りました」と言ってもらえました。また、「寝て起きたら、痛い怠いでなく、起きたらすっきりとしていて驚きました」というのです。
その方の家の近くには本当に自然に恵まれた、小川に沿った散歩コースがあります。3日目にここを一緒に歩いて、毎朝、軽い散歩をする気持ちになって頂きました。実はここに越してきて直ぐに、母親の自宅介護生活が始まり、何年も命がけで介護をされてきたそうです。そして去年逝去されたとのことです。誰もがここまでできることではありません。心温まる話で、偉かったです。
「四十九日が過ぎた頃に、急に悲嘆、恐怖、不安と次々と出てきて、体は追突事故にあったようになりました。」病院には行かず、安全と思われるパッチフラーエッセンスで対応してきました。そんな中で魂合氣に巡り合いました」
そんなことで、ここを散歩したこともなかったそうです。
3泊4日の講座が終わる頃にはすっかり元気になられて、私も嬉しい気持ちで帰ることができました。
しばらくして、お便りを頂きました。
基本的な姿勢など、実際に習わなければ解らなかったことがあり、とても意義のある講習でした。日常生活ぶりからすると、ずいぶんと違うことがあって、自分でもよく頑張れました。これをきっかけに、何かに埋没してしまっている中から這い出して、今までとは違う生活をしていけます。習ったことの凄さは、体で深めていけば、きっと少しずつ身についていくのだろうなと思います。先日、細胞の振動音?が聞こえてきて体中がその振動音で動いていました。それが時々起きて体が変わっていくようです。これは「水月の心」を練習中も以前からあったことです。
といった内容でした。こうして喜んで頂けたことが、私のこれからの更なるモチベーションになります。有り難うございます。