カタカムナ

カタカムナ ウタ 第24首

アメクニサキリ モコロシマ アメクニサッチ ソコソキシマ タケヒワケ

この第24首は、マカハコクニ(原子)のウキフヌ(アマナ)とカブシヌ(外殻電子)の発生を解いたウタとして読むと理解し易いと思います。

アメからどうして原子や細胞が発生するのかといえば、アマの性質と働きに有ります。それは「アメノトリフネ」(アメ(始元量)がノ(変遷)するチカラの、ト(統合性)とリ(分離性)のフ(二つ)のネ(根))とか、「オホゲツヒメ」(オ(六方環境から)ホ(アマの親和によって受け取るアマのチカラ)のケ(変化性)をツ(個々のアメやクニ)がヒメ(秘めて)いる)といった言葉もありますが、アマの変化性を代表するのが、ソコタチ(膨張性、拡散性)とソギタチ(収縮性、結球性)です。

【用語の訳】

○アメクニサギリ
サギリとは何か?狭霧をイメージしてみて下さい。狭霧が集まって凝縮されて水の粒になり、そして雨になります。これと同じように、アメ(始元量)やクニ(アメが自由に集まって定着したもの)が、ソギタチ(収縮性、結球性)によって集まってモコロシマになります。

○モコロシマ
アメ(始元量、カの正反)が、アウノスベによってヒフミヨイと変遷して、イの段階になると、カはアマのソギタチによってコリ(凝集)してミツゴに成ります。ミツハメは、ミツゴの三素量の正反配偶が結びついた単位のココロ(微粒子)で成り立っています。モコロはそのミツハメが、濃密なコロ(マトマリ)になったものです。

ソギタチは球心的に凝集する性質ですから、モコロシマ(モコロの示すマ)がアマナ、ミスマルノタマ、ミクマリなどと呼ばれるアマの力になります。これをカムミムスヒと言います。

○アメクニサッチ
サッチはアメのソコタチの働きです。ソコとは其処へ、其処へというように、カの力がソトに広がることで、そのような性質をソコタチ(拡散性)と言います。ソコの力は波状、渦状に流動し遠心的な力となり、チマタ(数多のマに独立して)トコロをトキ(発生)します。

言い方を変えればソコタチに乗って広がって、トコロが決まればトキ(発生)します。これがソコソギシマ、つまりカブシヌ(外核電子)です。これをタカミムスヒと言います。

因みにシマとは粒子がナミ(流線)状であって、目に見える形ではなく、マ(カの潜象の状態)であることを示しています。

○タケヒワケ
ヤタノ(現象に出た)カは、サギリ・サッチの正反のチカラのマリ(素量)になりますが、その正・反のチカラは別々ではなく、フト(重合状態)で働き(タカミムスヒとカムミムスヒを発生)します。


まとめますと、このウタはカハ(カの正反)が、アメクニサギリになってモコロシマ(アマナ)になり、アメクニサッチはソコソキシマ、つまりカブシヌ(外殻電子)を発生するということです。

因みにアマナ(核)ができて、カブシヌ(外核電子)ができて、何故にハコクニ(外構というハコにまとめられたクニ(原子))ができるのでしょうか。これは、科学でも解明されていないことです。

ところがカタカムナでは、アマナには膨張と収縮という互いに逆向きのイゴキ(運動)があることで、アマナには粘性が生まれて、原子の構造を維持することができると言っています。このことが次のウタで示されています。

アマカムヌ メグルソコソギ アマナウケ 

サカムクウゴキ マジリクミ ネバリツクハコ クニムスビ

『相似象』第6号 140頁

アマ(始元)量の宇宙球が、外域のカムの無限世界から生成され、メグル(カム世界に回帰する循環性)に基づき、ソコタチ(膨張する性質)とソギタチ(収縮して球になる性質)がアマナにもウケ(受け継がれ)ています。

それ故に、アマナにはソコ、ソギというサカムク(逆向きの)イゴキ(運動)を交換する本来性がマジリクミ(組み込まれ)ています。それがアマナのネバリツク(根粘りつく)ハコクニ(原子外側の構ひ)を生み出すムスヒ(根元)になっているのです。

【関連する用語】

○アマ・カム
アマは全ての万象を生みだす始元として存在します。そしてアマナがアマの分身として現象物を発生させるチカラの究極的な原動となっています。

アマナは物質内に入り込んでいる内核であって潜象ですが、これを球状的と捉えてミスマルノタマとかミナカヌシと呼ばれます、原子核はその相似象です。

アマ界に於けるアマの支配は、実はアマナを通してカムナが兼ね支配しているのです。

カムナはいわば外核ですから、球状ではありません。したがって核的な名称ではなく「ホラミチ」とか「カクシホラ」などと呼ばれる、より高次なものとして示されています。ホラアナ(洞穴)はそれの相似象です。そしてホラはそこを指し示す意味もあって、ホラフキというと大言虚言を言う人となります。ホラの計り知れない巨大なイメージが伝わってきます。

現象界に於ける全てのエネルギー(位置エネルギー、電気、磁気、圧力、熱光、引力、重力、その他)の源泉は宇宙を包むカムのチカラの壁から与えられます。その経路はアマナからカムナのミチが通じているのです。

話は変わりますが、私達の体のチカラもアマナを通じてカム、そしてアマから与えられていますから、アワ量が増えることで力が出せるのです。そして体が出せるチカラは筋力(カラミ)だけでは無いのです。遠達性の力もあります。しかし外国式トレーニングしか解らない現代人は、筋力(近達性の力)しか発揮できません。

そこで現代人が江戸時代の人の力の半分も出せないのです。江戸時代までの人はイキの深さとマノスヘの姿勢で確立する、手のセンサー(sensor、検出器)の働きと、コントロールの効いた精密な腕の動かし方(これも「ミを入れる事」です)が力を出せるコツなのです。他にもバランス力とか、様々な力を出せる多くのコツを体で知っていたのでしょう。それに現代人の骨は脆くなっていますから、筋肉細胞もそれが解っていて、力をセーブしているのかも知れません。