歌のミトロカヘシ
「ミトロカヘシ」と言ってから『さくら さくら』を歌ってみました。お好みの音量でお聴き下さい。
ミトロカヘシとは条件が揃えば生物が発生するという天然則の言葉です。ミトロカヘシに限らず、カタカムナの言葉は、全てが言魂です。
過日、トータルヘルスデザインでの講座の際に、マノスベの姿勢を整えてから「トリヰ」、そして「ミトロカへシ」と言ってから「さくら さくら」と「カタカムナの5首6首」を歌いました。周りの人達はこの歌から発する不思議な感じに包まれ眠くなっていました。
この日、参加された女性の一人は、初めて人の氣というものが私から見えたとのことで興奮されていました。そして私から発する氣を色々とスケッチしてくれました。
それを見ると、言魂によってミツゴナミ(氣)の発生状態は異なっていましたが、ミトロカヘシはかなり特徴的でした。多くは体の外に広がるのですが、これは私の胸郭の内部で渦を巻いているのです。なるほど、この渦が心身の統一をしてくれるのかなと納得しました。
私の歌い方
話は変わりますが、実は私の歌で「口ずさみたくなる日本の名歌」といったCDを作ろうと、1年半も関わって頂いている仲間がいます。
何故、素人である私の歌がCDになるの?と不思議でしたが、その謎はともかく、友達仲間が高く評価してくれていて始まりました。何十曲かの録音ができましたので、これをどう並べようかといった集まりの際に、このミトロカエシの歌い方を披露しました。すると友達が、私の歌い出した一瞬に、ここから発するヒビキを見抜いたのです。
ヒビキとは音響の意味ではなく、カタカムナでは「ヒ(始元)からヒ(玄妙、アマの性質)を引き出す」といった思念になります。心の奥の共鳴作用です。
世の中のメジャーな歌い方とはまったく真逆な歌い方なのですが、このようなヒビキの歌は世界の何処にも無いのですから、この路線でやり直しましょう!と即決してしまいました。
聴いていて体が緩み、眠くなる、ヒーリングです。そんな歌い方も上達しています。これは一般に言う技術力ではなく、マノスベの姿勢から生み出されるミツゴナミ(生命波動)の量が増えることなのです。改めて、日にちと場所を決めて、4、5曲ずつ録音していきましょうという話に決まりました。
岩が聞いてくれました
私の歌い方は人間の細胞にもヒビキ、共鳴すると解りましたが、岩も共鳴することが解りました。細胞にも岩にも耳はありませんから、音を聞いているわけではありません。ましてや岩の場合、音は表面で反射してしまいます。浸透し得るのはココロ(極微粒子)なのです。
そこで声はなるたけ小さく(力まない為にです)歌います。声の良さや音程の確かさも関係ないようです。しかし、しっかりと息を蓄えて(休止符の間を十分にとること)一音にミをいれることが大切です。の駐車場には大きな火山岩が2つありました。なにやら説明書きもあります。その前で歌いました、そのとき、私から初めてミツゴナミ(氣)が見えたという女性が参加されていて、次のような感想を聞きました。
「大野先生が歌い出すと、左側の岩からは黒いもやもやが出てくるのが見えました。人が触れていくことで、人の念が移ったのだと直観しました。願望という欲を岩に写したものを吐き出している感じがしました。歌い終えると岩と周りの空気が浄化されてスッキリして、岩がクリアに見えるようになりました。」
「右側の岩からは、螺旋状の光のエネルギーが左から右へ岩を撫でるように流れだして、岩はもちろん後ろの樹までもが喜んでいるようでした。」
「大野先生、生きている岩を、イキチイハというのですか。岩も生きているとは聞いていましたが、岩から出るミツゴナミ(氣)の反応を見たのも、もちろん初めてです。歌が、岩や環境をイヤシロに変えるのですね。」
参考: イキチイハ(生命を持つ岩)
岩にも生きているものがあります。生きている岩とは成長していること、結晶が成長していくことです。結晶の生命力は、イハ(電気的正反)の親和力によります。岩が成長するとは、イハ(電気の配列)でサヌキとアワの層が出来ることで、これをイハメといって、木の年輪に相当します。
岩は植物のように一年毎に形成されるのではなく、結晶の際に瞬間的に出来るのでしょうが、必ずしも輪状にはならず、平行的な層になることもあります。その成長変遷の速さは、数百年、数千年の単位なのでしょう。
イハメは火成岩(火山の溶融物の変遷した岩)に多くあります。水成岩も水流の圧力によって変成され、結晶構造を持つと硬くなり、イハメを持ちます。電子密度を増して結晶構造を持った岩には、生命の元イハカムナ(結晶核)があります。
岩は、皆それぞれに電気密度が異なって、正反の電気(サヌキ、アワ)を保有しています。一つの岩でも、部分的に死んでいるところ(風化)と成長している(新陳代謝)ところがあります。
また、岩は男女の両性の電気を持っていて、男岩と女岩(表面の位相がサヌキあるいはアワの男女の電気性を表すので、分かる人には分かるようです)の別があって、人間と変わらぬ姿があるのです。
上古の時代に、石器をつくるにはイハ即ち電気の正反のイハメを持つ岩でなければなりませんでした。石器となる硬い石(イキチイハ)からそれを取り出す方法も上古人は心得ていたのです。