ご葬儀のご報告
こんにちは。
当ホームページの管理をしております岡本みどりです。
昨日、東京では桜の開花宣言がありました。
統計史上最も早い記録に並んだそうです。
そして、前回の大野先生の訃報をお知らせしてから
2週間余りが経ちました。時間の経つのは早いですね。
その間、多くの方からメッセージを頂戴しました。
突然の事にショックを受けられた方。
もっともっと学びたかった!と悔やまれる方。
そして皆様共通して、教わったことへの感謝でした。
また、北本まで対面にお越しくださった方も大勢いらっしゃいました。
中には、個人レッスンの予約が延期となって、
先生とは一度も会えなかった方が、
新幹線に乗って駆けつけてくださったり…。
皆様の思いに触れて、先生がどれほど愛されていたか。
また、混沌とする今の世の中で、どれほど必要とされていたかを、
私も改めて知る事となりました。
この場をお借りして、皆様の思いに深く感謝申し上げます。
2023年3月6日、前日の雨が上がって、雲間から光が差し込む頃。
大野朝行先生のご葬儀が、プラザ大野北本店にて無事に執り行われました。
当初より「ご家族葬」という事で皆様にお知らせを致しましたが、大野先生と長年親交の深かった香風舎の宇佐見仁さん、中村香奈子さんご夫妻が取り持ってくださり、ご家族様のご厚意によって、ごく僅かな関係者の参列が許されました。参列できなかった方達のお気持ちを代表して、私は会場に向かわせていただきました。
当ホームページを通じてお預かりした皆様からのメッセージは、3つの小冊子にして棺に納めさせていただきました。
また当日の参列者には、音楽に携わっている方が数名おられました。その中でも、大野先生のご友人であり、神楽太鼓奏者の石坂亥士さんが、完成間近の先生のアルバムを流してくださり、随所で美しい鐘の音も奏でてくださいました。
先生の歌う「カタカムナ ウタ」や懐かしい唱歌に、自然音、ピアノ、そして亥士さんによる太鼓の響きが見事に融合した唯一無二の音楽がまもなく完成します。
四十九日にあたる2023年4月14日まで、アルバムの中から一部の楽曲がフリーダウンロードできるそうです。
その後、火葬場で荼毘にふされてからご自宅の遺骨迎えまでご一緒させていただきました。
大野先生のご家族様には心より御礼申し上げます。
先生の戒名は「天照朝導信士(てんしょうちょうどうしんし)」。
アマテラスだと皆で驚きました。
1995年に『相似象』と出合い、カタカムナの研究を始める。
1998年、『合氣真髄』『武産合氣』に出合い、合氣に興味を持つ。
2006年、「魂合氣研究会」を発足。亡くなる直前まで研究指導をされてきました。
朝という字に、生まれの「十月十日」が入っている事を仲間から教わりましたが、
まさに朝陽のように明るく導いていく存在だったと思います。
享年83。
先生、潜象界はいかがですか?
私はまだ夢の中にいるような感覚です。
電話をしたら、出てくれるのでは?と思う事もあります。
でも、哀しんでばかりもいられませんね。
教わったように「今、この一瞬一瞬をより丁寧に、身を入れて」生きていきたいと思います。
皆様、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、トータルヘルスデザイン東京、長沢様より3月2日に頂戴したメッセージをご紹介させていただきます。
トータルヘルスデザイン東京の長沢と申します。
この度の大野先生のご逝去につきまして、お悔やみ申し上げます。
昨日、北本にある大野プラザさまへ伺わせて頂き、お別れのご挨拶をさせて頂きました。
大野先生には、懇意にして頂き弊社で2カ月に一度、魂合気の講座を行って頂いておりました。
4月にはほかの講師の方との共同のセミナーを企画させて頂いていたところでしたので、
非常に残念でしたが、最後のご挨拶の場を作って下さり本当に感謝です。
(略)
先生の最後のやり取りをさせて頂いたメッセージを共有させて頂きたく、ご連絡をさせていただきました。
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生命を発生させていものは何か、現代人は全く考えてはいません。
それを考えるアワ(感受性、直感力)が鍛えられていないからであって、
現代人が考えようとすれば、サヌキ(人間脳)での、欲望、願望、好奇心に基づく、宗教、哲学、神秘思想になってしまいます。カタカムナ人は、それを、奥へ奥へと遡った潜象物理として認識し言葉化してしまいました。
こういう経験は、人類史上カタカムナの古代にしかありません。
ここがカタカムナの最大の面白さであり、日本文化と渡来文化の真逆性なのです。
私が何故この道に入ったかという、きっかけが
外国と何故反対なことか多いのだろうと子供の頃から感じていたからだと思います。
正しさの、対極にあるもう一つの正しさ、これが魂合気でありカタカムナなのです。
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このような最後に、先生とやりとりさせて頂いたメッセージを今回4月に行われる予定でしたセミナーでも、皆様にお伝えできたらと思っておりました。
こちらのHPや先生からの皆様へのメッセージとしてお伝えできたらと思いご連絡いたしました。
(略)
先生から受け取ったもの、学ばさせていただいたものを微力ながら、周りの皆様へお伝えしていくとともに、自分自身の人生にも生かして行きたいと思います。
大野先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
ありがとうございました。